ヘルプ PASSWORD_SEED

# PASSWORD_SEED

# PASSWORD_SEED とは

  • GROWI ではユーザーのパスワードを保存する際に、パスワード文字列はそのまま保存せず、ハッシュ化します。
  • PASSWORD_SEED は GROWI ユーザーのパスワードをハッシュ化する際の乱数種です。
  • PASSWORD_SEED は主に GROWI をオンプレミスから GROWI.cloud へ移行する際に使用することを想定しています。

# GROWI.cloud の PASSWORD_SEED 設定方法

  • GROWI.cloud では、アプリ詳細画面の高度な設定から GROWI アプリ毎に PASSWORD_SEED を設定できます。
    • PASSWORD_SEED を更新すると GROWI アプリは再起動されます。
      passwordseed_1.png
  • オンプレミスで構築した GROWI からユーザーデータを移行する場合には、移行元の PASSWORD_SEED が必要になります。
    • 移行の手順については GROWI.cloud へのデータ移行 をご参照ください。
    • もし、移行時に PASSWORD_SEED を設定しない場合、移行したユーザーは以前のパスワードではログインできなくなります。

# 紛失など移行元の PASSWORD_SEED の値が不明な場合

  • GROWI の管理者アカウントで GROWI にログインし、管理画面からパスワード再発行を行い新たなパスワードを設定しなおすことで、同ユーザーで再度ログインできるようになります。

# 移行のタイミングなどで PASSWORD_SEED を変更した場合

  • PASSWORD_SEED 変更前に GROWI 上で作成していたユーザーは、以前のパスワードではログイン出来なくなります。
    • それらのユーザーも、 GROWI の管理画面上からパスワード再発行をすることで再度ログインできるようになります。

# PASSWORD_SEED の取得方法

  • 移行元の GROWI を起動しているサーバー上で PASSWORD_SEED の環境変数をご確認ください。
    • 環境変数は、printenv コマンド等でご確認いただけます。
  • GROWI 公式 Docs (opens new window) では GROWI のデータを移行する際に Export 機能を使用した場合、 PASSWORD_SEED が書き込まれた meta.json ファイルが生成されると説明されていますが、パスワードの中に記号等が入っている場合などはエスケープ文字が入る場合があり、正確ではありません。
  • GROWI を起動しているサーバー上で環境変数を確認していただく方がより確実です。