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オンプレミス版GROWIからの移行で運用負荷が軽減!

株式会社河合楽器製作所様

企業情報

業種 : 楽器製造業

ご利用プラン : ビジネスプロ

今回は、ピアノおよび電子ピアノの製造を主軸に音楽関連事業を展開する『株式会社河合楽器製作所様』にインタビューを実施しました。
GROWI.cloudは、河合楽器製作所様の中でも、電子ピアノなどの電子楽器を開発している『電子楽器事業部様』でご利用いただいております。
2019年頃からオンプレミス版のGROWIをご利用いただいていたお客様ですので、クラウド版への移行を検討した理由や、その後の変化を中心にご紹介いたします。

課題
  • メールとファイルサーバーのみの情報共有環境を改善するために、オンプレミス版 GROWI を導入
  • GROWI のサーバー管理負荷が高かった
決め手
  • Markdown でプレーンテキスト(装飾のない純粋なテキスト)として扱える利便性
  • バックアップが保証され管理面での負担軽減が期待できる点
効果
  • サーバー管理から解放されエンジニアリング業務に集中できるようになった
  • 開発ノウハウや技術情報共有、部署内コミュニケーションまで幅広い用途で活用が進んだ

新入社員の困りごとからWikiツール導入がスタート

インタビュー風景1

ー GROWI.cloud 導入前からオンプレ版の GROWI をご利用いただいていたとのことですが、まずは GROWI を導入した背景についてお聞かせください。

山本様

私が2017年に新卒で河合楽器に入社した時、社内の情報共有ツールはメールと社内のファイルサーバーしかありませんでした。

大学の研究室では「Wiki ツールを見れば研究室でのルールや手順が分かる」という状態になっていたのもあり、「どうやって自分から情報を取りに行けばいいのか?」と、入社当時かなり困っていたんです。

そこで、入社2〜3年目の時に上司に提案をして Wiki ツールの導入を進めることになりました。

Markdown で書ける将来性を重視して GROWI を選定

ー 導入の際には 様々な Wiki ツールから比較検討されたかと思うのですが、最終的に GROWI を選定された理由を教えてください。

山本様

一番は Markdown を書けるという点です。

プレーンテキスト(装飾のない純粋なテキスト)で扱える方が、特定のツールに依存しないで済みますし、いろんなツールに持っていきやすくなります。最近だとAI技術との相性も良いと思います。

他にもいくつか Wiki ツールを比較検討していましたが、他のツールはエディターの使用感がエンジニアには馴染みにくいだろうなと感じました。

サーバー管理の負担軽減を目指してクラウド版へ移行

ー 確かに Markdown は AI での読み込み・書き出し共に使いやすいフォーマットだと感じます。では続いて、GROWI.cloud に関するお話をお伺いできればと思うのですが、まずは今回移行に至った背景をお聞かせください。

山本様

サーバーの管理がやっぱり大変で、障害への対応などが精神的にきついというのが一番大きいです。GROWI の管理チームとして数名の担当がいたのですが、それでも負担は大きかったですね。

実は社内で GROWI を運用し始めたすぐ後に GROWI.cloud のサービス提供が始まっていて、その頃からずっと GROWI.cloud に移行したかったんです。

ただ、社内でクラウドに情報を出すとなると、セキュリティポリシーや費用対効果の社内承認が必要になるので、時期を見定めながら様子を見ていました。

運用負荷から解放されエンジニアリング業務に集中

ー リリース直後からGROWI.cloudに関心を持っていただけてありがたいです。実際に移行されてから、どのような変化がありましたか?

山本様

サーバーの管理業務がなくなり精神的に楽になりました。本来のエンジニアリング業務に集中できるようになったのが大きいですね。

技術情報共有から社内交流まで幅広く活用

インタビュー風景2

ー 運用から解放されて本業に集中できるというのは大きなメリットですよね。続いて、具体的な利用シーンについてお伺いしていきたいのですが、普段はどのような用途で GROWI.cloud をご利用いただいていますか?

山本様

電子楽器事業部はほとんどのメンバーがエンジニアなので、主に開発ノウハウや技術情報の共有として使っています。

他にも、事務処理の手順書や議事録の複数人同時作成などにも利用されています。

入村様

業務に関すること以外にも、なるべくユーザーページに自己紹介を書いてもらっています。

他にも、自分の見つけた面白いものや好きな音楽などを書いたり、最近のトピックを共有したりもしていますね。社内交流の促進にも役立っています。

ハンズオン研修で事業部全体への定着を実現

インタビュー風景3

ー ちなみに、部署内での GROWI.cloud の浸透具合はいかがでしょうか?

山本様

部署内のほぼ全員が一度は GROWI を見ているという状態にはなっていると思います。

積極的に更新してくれる人が20%、通常利用が60%、必要時のみ閲覧が20%というざっくりとした感覚です。

Markdownに不慣れな事務系の方も積極的に更新してくれています。

ー Wiki を編集している方が8割もいらっしゃるのはかなりすごいですね!そこまで浸透させるために何か工夫をされたことはありますか?

入村様

GROWI の導入時、どうやってページを作るのかを実際に体験してもらうハンズオンをほぼ全てのチームに対して実施しました。

新入社員の研修プログラムにも GROWI のハンズオンが組み込まれているので、新しく入った方には必ず同じ内容を体験してもらっています。

ー ハンズオンの実施から研修プログラムへの組み込みまで、体系的にアプローチされているのが素晴らしいです。ぜひ今後も情報共有に GROWI.cloud をご活用ください!本日はお忙しい中ありがとうございました!

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