【誰でも簡単】SlacとGROWIを連携するGROWI Botの操作方法を解説!
皆さんは会社で業務に必要なコミュニケーションをオンライン上でどのようにとっていますか?
多くの企業がSlackを利用しているのではないでしょうか??
気軽にメッセージを送ることが出来てとても便利ですよね。
また、Slackは社内wikiのように活用することもできます。
弊社WESEEKが開発している 社内wiki / ナレッジベース であるGROWIでは、Slackと連携できるSlack App「GROWI Bot」が提供されています。
この記事では、Slackを利用している方にはぜひ活用して頂きたい、便利なGROWI Botについて説明していきたいと思います。
Contents
GROWI Botとは
GROWI Botとは、社内wiki / ナレッジベース であるGROWIの操作を支援するSlack Appです。
SlackとGROWIを連携することで、よりシームレスな文章作成・共有が可能となります。
具体的には、以下のような操作を行う事ができます。
- コマンド一覧表示
- ページの作成
- ワークスペース内の全文検索
- 検索結果をSlack内のユーザーに共有
- Slack で GROWI リンクのスニペットを表示する unfurl 機能
- Slack チャンネル内の会話からページを作成する (α版機能)
GROWI Bot 操作方法
コマンド一覧表示
/growi help を入力すると GROWI bot で使うことができる、コマンド一覧が表示されます。
ページの作成
/growi note を入力すると GROWI 内に新規ページが作成されます。
ワークスペースの内の全文検索
複数のツールを跨いで情報を検索するのに手間を感じた事はありませんか?
GROWI Botを利用すれば、Slackから複数のGROWIに跨って全文検索を行うことができます。
また、検索命令を許可するSlackチャンネルの権限を、GROWIごとに管理することもできます。
/growi search[キーワード]を入力すると検索結果が表示されます。
検索結果をSlack内のユーザーに共有
GROWI Botを利用すれば、Slackから検索したGROWIページのURL共有が行えるので、 スムーズな情報共有が可能です。
GROWI 本体の navbar で使える検索クエリを利用して、条件を絞った検索も可能です。
検索後、Share ボタンをクリックすると、チャンネル内に該当ページが共有されます。
Slack で GROWI リンクのスニペットを表示する unfurl 機能
Slack で共有された GROWI のページに何が書かれているのか、内容を簡単に確認したいと思ったことはありませんか?
GROWI Bot と連携した Slack ワークスペースでは、unfurl 機能を利用することで、 Slack に GROWI のリンクを共有した際にスニペットを表示できます。
Slackでの会話をそのままwiki化 (α版機能)
Slackで議論していると、
- 議論していた内容が流れてしまい、後から文章としてまとめられない
- 決定事項をまとめようと思っても、Slack上の表示はチャット形式のため整形が手間だと感じる
といったことはありませんか?
GROWI Bot は、Slack での会話を即座に wiki 化する事が可能です。
Slack で議論していた事項を手間なく wiki 化し、社内情報の文章化と共有を促進できます。
※リリース時点では、Slack のユーザー名の取得・置き換えができません。また、1度に取得できる Slack のトーク件数は100件に制限されています。
- /growi keep を入力します。
- Oldest datetime にページで使用したい最も古いメッセージの時刻を入力します。
- Newest datetime にページで使用したい最も新しいメッセージの時刻を入力します。
- Page path にページの作成パスを入力し、Create page します。Oldest datetime から Newest datetime の間の会話が作成されるページに反映されます。
GROWI Botの種類について
GROWI Official bot
GROWI と Slack ワークスペースを用意するだけで、お手軽に利用できる bot です。
複数 GROWI 対 複数 Slack ワークスペースでの連携ができます。
GROWI Official Botを利用する場合、unfurl 機能は growi.cloud ドメインのみの対応になります。
Custom bot without proxy
Slack bot をご自身で作成していただき GROWI と紐付けを行うことで、1 GROWI 対 1 Slack ワークスペースでの連携ができます。
セキュリティのために GROWI Bot のリソースを自分で用意したい方、運用している GROWI や Slack ワークスペースが1つのみ、という方におススメです。
Custom bot with proxy
Slack bot をご自身で作成していただき GROWI と紐付けを行うことで、Official botと同様、複数GROWI 対 複数 Slack ワークスペースでの連携ができます。
セキュリティを強固にしつつ GROWI Bot が提供する全ての機能が利用でき、独自ドメインでの unfurl 機能の利用が可能です。
GROWI Bot を Slack に導入するには?
GROWI Bot の導入・設定方法につきましては、GROWI Docs の管理者ガイド「 Slack 連携」のページをご覧ください。
https://docs.growi.org/ja/admin-guide/management-cookbook/slack-integration/