生産性向上へ!ナレッジマネジメントのコツと活用ツールを紹介
近年注目されているナレッジマネジメント。
しかし、それは簡単に誰でも実現できる訳ではなく、失敗事例も多く見かけられます。
そこで、本記事ではナレッジマネジメントを失敗に終わらせないために、運用するうえでのコツや具体的な活用ツールについて解説していきたいと思います。
Contents
ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメントとは、個人やグループが所持している知識やノウハウなどを企業と共有し、活用していく経営管理手法のことです。
業務をこなすうえで、ノウハウや経験に伴う知見など、知的財産がどんどん蓄積されていきます。しかし、それが社内全体に共有されず、活用することができていないというケースは多く存在します。
そこで、そのような情報を社内に蓄積し全体で共有することで、創造的な企業活動につなげていく、ということがナレッジマネジメントの目的になります。
近年、日本の企業体質が変化してきたことも起因し、そのマネジメント手法には注目が集まっています。
ナレッジマネジメントを運用する上でのコツ
ナレッジマネジメント実現をするためには、ツールの導入が必要不可欠です。
しかし、闇雲にツールを導入するだけでは、効果的なナレッジマネジメントを実現するのは困難です。
そこで、ナレッジマネジメントを運用していくうえでのコツについて解説していきたいと思います。
目的を明確にする
「流行っているから」、「なんか良さそうだから」と漠然とした目的でナレッジマネジメントを運用しようとして失敗してしまう例は多く見かけられます。
それを防ぐためにも、まずはどんな問題を解決しようとしているのか、そしてどんな情報を共有しようとしているのか、という2点を明確にしなければなりません。
というのも、ナレッジマネジメントを実現するうえで活用できるツールには
- 社内の情報発信、交換の活発化を目的とした社内SNS
- スケジュールやタスク管理の共有を目的としたグループウェア
- 社内の情報共有やコミュニケーションの円滑化を目的とした社内wiki
等の種類があり、それぞれによって得意とする分野が違うからです。
目的を明確にすることで、それに最適なツールを選ぶことが出来るようになり、ナレッジマネジメントの実現をぐっと近づけることができます。
社内全体に導入の目的を周知する
導入を決定したら、実際にどのように業務に組み込んでいくことになります。
その際に、「なんか面倒くさそうなものを導入したな…」と社員がネガティブな印象を抱いてしまうのは避けたいところです。
ナレッジマネジメントは個人の持つ知的財産を社内全体に共有し、活用することを目的の一つとしているため、社員に積極的に使ってもらわなければ元も子もありません。
そのためにも、目的について社内全体に周知し、現場目線で導入するシステムを決定するようにしましょう。
従業員のITリテラシーに合わせたものを導入する
先述したように、社員に積極的に使ってもらう必要があるため、従業員のITリテラシーについても忘れてはいけません。
日頃からPCをあまり利用しない職種の人たちに、ある程度のPCスキルが必要とされるツールを渡しても、効果的な運用は期待できません。
導入するツールがどの層をメインターゲットとしており、どのようなシーンでの利用を想定しているかを確認しておきましょう。
ナレッジマネジメントを実現するために GROWI.cloud
ここまで、ナレッジマネジメントを運用する上でのコツを解説させていただきましたが、本章ではその具体的なツールについてご紹介したいと思います。
それが、当社で開発・運営を行っているGROWI.cloudというサービスです。
GROWI.cloudは社内wiki型のナレッジマネジメントツールであり、社内の情報共有やコミュニケーションの円滑化を目的としている皆様には最適のツールです。
また、テキストやファイル情報の共有だけでなく、 図表の作成もグラフィカルに可能となっており、1つのツールでシステム設計書や業務フローなどの作成・共有も行うことができます。
もちろん、PC、タブレット、スマートフォンなど様々なデバイスで利用可能です。
その為、ナレッジマネジメントを運用していくうえで非常に強力なツールとなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では運用するうえでのコツや具体的な活用ツールについて解説しました。
ナレッジマネジメントの実現は簡単ではありませんが、コツを押さえ運用していくことが出来れば、その実現は可能です。
ナレッジマネジメントの実現に向け、本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。