【導入事例も!】プロジェクト管理ツールのおすすめ7選!料金や特徴を分かりやすくまとめました!
みなさんはプロジェクトの進捗状況をどのように確認しているでしょうか?
既にプロジェクト管理ツールで行っているという方もいらっしゃるかと思いますが、まだ導入していなくて別の方法で行っているという方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、ツールの乗り換えを検討をしている方、これから初めてツールを導入しようとしている方、どちらにも有益な情報をお届けします。
最適なプロジェクト管理ツールをぜひ見つけてみてください!
Contents
プロジェクト管理ツールとは?
これから初めてプロジェクト管理ツールを導入するという方に向けて、まずプロジェクト管理ツールとはどのようなツールなのかを解説していきますね。
プロジェクトの進捗状況の確認、タスクの割り当て、メンバーのリソース/スケジュール管理などを効率的に行うためのツール。
多くの会社では、複数の案件やプロジェクトを同時進行で走らせているかと思われますが、
「あのプロジェクトの進捗ってどうなってるんだっけ?」
「Aさんのタスクって今どこまで終わっているんだっけ?」
などを一括で管理できたら便利ですよね。
それを可能にするツールがプロジェクト管理ツールというわけです。
プロジェクト管理ツールの3つの方式
プロジェクト管理ツールには大きくわけて3つの方式があります。
- ガントチャート方式
- かんばん方式
- WBS方式
1つのツールにつき1種類の方式しかできないというわけではありませんが、3つの方式それぞれの特徴を知っておけば、ツールを選ぶ際に「自分の会社だったら、このやり方で管理するのが効果的かもな」と、ツール選びを有利に進めることができるでしょう。
ガントチャート
まずはガントチャート方式。
ガントチャートとは、プロジェクト管理や生産管理などの工程管理に用いられる表の一種。
縦軸にタスク、横軸に時間(日時)を取り、それぞれのタスクにどれだけの時間を要するかを棒グラフ状で表現します。
↓はServiceDesk Plusを利用した場合の画面です。
メリットとしては、プロジェクト全体の進捗状況を一目で確認できる点です。
上の画像を参考にしてもらうわかりやすいと思いますが、どのタスクがどの期間で終わる予定なのかがぱっと見でわかりますよね。
デメリットとしては、タスクの詳細な工程や優先度を表せないことです。
粒度をそこまで細かくせず、プロジェクトの全体像の把握をする際にはガントチャート方式を活用すると良いでしょう。
かんばん
続いてかんばん方式。
かんばん方式とは、タスクをかんばん化し、「未着手」→「進行中」→「FB対応中」→「終了」のように、タスクの進捗に合わせてかんばんを動かしていきながら、プロジェクトを管理する方法です。
もともとは一般企業のプロジェクト管理のための方式ではなく、トヨタ自動車で生み出された生産管理方式でした。
トヨタ自動車は、具体的な作業内容を書いた指示書のことを「かんばん」と呼び、部品の生産工程を「かんばん」で管理することで、「必要な物を、必要な時に、必要な量だけ」供給するシステムを整備することに成功。
この効果的な管理方法が他の一般企業のプロジェクト管理にも応用され、今日のプロジェクト管理方式の1つとして定着していったのです。
ちなみにジャストインタイム「JIT(Just In Time)」方式と呼ばれることもあります。
↓はJootoを利用した場合の画面です。
メリットとしては、リードタイム(工程の開始から終わりまでの時間)を気にしにせず、手軽にタスク化(かんん化)が行えるところです。
ガントチャートでは、開始日時と終了日時を記載しないといけませんが、かんばんではそれをする必要がありません。
デメリットとしては、さきほどのメリットのトレードオフになりますが、タスクの期限を把握できない点です。
また、タスクを個別に把握するのは得意ですが、プロジェクト全体の把握は苦手。
そこまで規模が大きくなく、少人数のチームで編成されるプロジェクトを管理する際にはかんばん方式を選ぶと良いでしょう。
WBS
さいごにWBS方式。
WBSとは、「Work Breakdown Structure」の頭文字を取ったもので、作業分解構成図と訳されます。
プロジェクトをフェーズごとに分解し、プロジェクトを完遂するために必要なタスクの洗い出す際に活躍します。
↓はFigmaを活用した場合の画面です。
メリットとしては、タスク漏れが発生しにくく、さらに優先度も可視化されるため効率良くタスクを消化していける点です。
デメリットとしては、構成図の作成に時間がかかってしまうこと。
プロジェクトの完遂に必要なことを事細かく洗い出して作成していくので、それなりの時間を要します。
また、プロジェクトに変更点が出てきて構成が崩れてしまった場合、大きな修正を加えなくてはいけません。
WBSは開発サイクルの細かいアジャイル開発には向いていませんが、変更が起きづらいウォーターフォール開発には有効でしょう。
プロジェクト管理ツールの一般的な機能
それではプロジェクト管理ツールの具体的な機能についてみていきましょう。
ツールのブランドごとに搭載されている機能は異なるので、ここで紹介するのは"一般的な"プロジェクト管理ツールにおいての機能だということは注意してください。
タスク管理機能
どのタスクを誰が担当するのかを割り当てる機能や、チーム全体のタスクの進捗状況を一覧形式で可視化できる機能。
「Aさんが持ってるあのタスク、どこまで進んでいるんだっけ?」などを確認する際に役に立ちます。
在庫管理機能
製造業に特化したプロジェクト管理ツールで搭載されている機能として、在庫管理機能があります。
原材料や物品の在庫数を可視化することが可能。
在庫数が基準値を下回った際に自動で発注できる便利機能が付いているツールもあります。
リソース管理機能
ここでいうリソースは人材と時間と予算のこと、それぞれの管理について別々に説明していきますね。
まずは人材リソースの管理(人的リソース)。
メンバーの稼働率をグラフ形式で可視化できる機能があります。
メンバーの空き状況を一目で確認することができ、人材の適切なアサインに貢献します。
続いて、時間リソースの管理。
割り当てられたタスクに対して、作業者が作業にどれぐらい時間がかかるのかを見積もることができる機能があります。
無理な計画を事前に察知し、大きな事態になる前に計画の見直しを行うことが可能です。
最後に、予算リソースの管理。
日々蓄積された工数に基づいて費用が算出され、収支を可視化することができます。
コストマネジメントの際に大きく貢献してくれるでしょう。
スケジュール管理機能
各タスクの期限、プロジェクト全体のスケジュールを可視化する機能。
さきほど紹介したガントチャート方式をイメージしてもらうのがわかりやすいかなと思います。
かんばん方式で管理する場合はスケジュール管理はできません。
予実管理
プロジェクトごとの予想(予算)と実績を比較する機能。
さきほど紹介したリソース管理機能の予算リソースの管理とかぶっているところもありますが、プロジェクト全体の収支を把握するのに役立ちます。
レポート作成機能
入力したデータをもとにレポートを作成する機能。
リアルタイムでデータを集計&分析したものをレポートに出力してくれるツールもあり、常に最新のプロジェクト状況を確認することが可能です。
ドキュメント/ファイル共有機能
プロジェクト管理とは直接関係ないですが、プロジェクトに関わるドキュメントやファイルを共有できる機能が付いているツールもあります。
プロジェクト管理とドキュメント/ファイル共有は別々のツールを使いたいという方にはそこまで有用な機能ではないかもしれませんね。
ちなみに弊社WESEEKでは、別々のツールを使っており、ドキュメント/ファイル共有ならGROWI.cloud、プロジェクト管理ならRedmineを使っています。
プロジェクト管理ツールのメリット
このように、プロジェクト管理ツールの機能は様々ですが、実際に導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、プロジェクト管理ツールのメリットについて解説していきますね。
タスクに優先度をつけて効率よく着手できる
緊急度の高いものを後回しにしてしまった結果、納期に間に合わず、大きな損失をしてしまうなどの経験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
プロジェクト管理ツールを利用すれば、タスクに優先度をつけることで優先度の高いものから順に取り掛かることができるようになるので、そのようなミスを防ぐことができます。
また、ミスを防ぐなどのマイナスをゼロに埋めるメリットだけでなく、成果の上がりやすいタスクから着手できるようになるというゼロからプラスを産むメリットもありますよ。
リソースを適切にアサインすることができる
例えば、Aさんに割り当てていたタスクが思いのほか早く解消したとします。
このとき、Aさんの手は空いている状態ですが、マネージャーがそれを把握していないと、Aさんはリソースを持て余してしまうでしょう。
プロジェクト管理ツールでチームメンバー全体のリソースを把握していれば、いち早くAさんの余ったリソースを他にリソースが足りていないプロジェクトにアサインすることが可能なのです。
プロジェクトの規模が大きいと、メンバーの数も多くなってリソースのマネジメントが難しくなってきますが、そんなときこそぜひプロジェクト管理ツールを活用して、効率よくチームマネジメントを行えるようにしましょう。
メンバーのモチベーション向上につながる
ぱっと見だと腑に落ちないかもしれないですが、順を追って説明しますね。
みなさんが何か目標を追いかけるときに、ゴールが途方もなく遠い位置にあると気が滅入りませんか。
そんなとき、現在地から最終ゴールまでの間にいくつかの中間地点があればどうでしょう?
「まずはここまで」「次はここ」「これでラスト」のように、少しずつ目標達成が可能なように中間のゴールを決めると、途方もなく遠い距離もモチベーションを維持しなら走れますよね。
プロジェクト管理ツールによってタスクを細分化し、中間地点を作ることで、モチベーションを落とすことなくプロジェクトに取り組めるというわけです。
プロジェクト管理ツールのデメリット
プロジェクト管理ツールはたくさんのメリットがありますが、デメリットがないわけでもありません。
ツールによってはコストが大きくなってしまう
あたりまえのことですが、有料ツールを利用するとコストが発生します。
従量課金制(人数に応じて料金が変動する制度)のツールを導入した場合、人数の多い企業だと毎月かなり大きなコストがかかってしまうことでしょう。
ただ、かけたコスト以上に業務効率が改善しているのであれば、それは適切なコストであると言えますね。
運用のやり方を間違えると返ってややこしくなってしまう
もう一つのデメリットは、運用をやり方を間違えてしまうと、ツールを導入する以前の状態よりもプロジェクト管理が滞ってしまう可能性があるという点。
どのツールにも言えることですが、ツールの導入によって良い効果が得られるのは、それが効果的に運用されたときです。
もし運用を失敗してしまうとその効果が得られないだけに留まらず、最悪の場合、ツール導入以前よりも悪い状態になってしまうでしょう。
プロジェクト管理ツールの導入が上手くいくかどうかは、
- 自社にあった正しいツールを選べるかどうか
- ツールをきちんと運用することができる人材がいるかどうか
です。
1. についてはのちほど詳しく解説するので、ここでは2.を深掘って行きますね。
ツールをきちんと運用できる人材ですが、例えば中途採用でジョインした方で、以前勤めていた会社でプロジェクト管理ツールを利用していた経験がある方などが該当します。
確かに、その方とまったく同じ運用が自社でもできるという保証はありませんが、他社での成功事例を自社に応用することで、ツール導入の成功率を高めることは可能でしょう。
プロジェクト管理ツールの導入事例
メリット・デメリットはなんとなく理解できたと思いますが、やはり実際の導入事例を見た方がイメージが付きやすいでしょう。
ここではプロジェクト管理ツールを導入した企業の実例をご紹介していきますね。
株式会社マネーフォワード
株式会社マネーフォワードは、「マネーフォワード クラウド」などのSaaSを提供するベンダー会社。
同社では、自社ツールの導入をサポートするカスタマーサクセス部門において、お客様に対するフォローをメールで行っていました。
そのため、お客様の導入プロセスがどこまで進んでいるのかを明確に把握できないという課題がありました。
さらにお客様とのやり取りの内容がチーム全体に共有されず、サポート業務が担当者に属人化されている状態でした。
そこで導入したのがBacklog。
活用方法としては、お客様から受注がきたタイミングでお客様専用のBacklogを作成・招待し、顧客対応関連のタスクを全てBacklogで管理するというもの。
こうすることで、みごとお客様の導入状況を可視化することに成功しました。
以前は進捗状況の確認をするのにミーティングを行っていたため、ミーティングのたびに毎回スライドを作成していたそうですが、それが不要になったそうです。
また、導入状況の可視化だけでなく、お客様とのやり取りがチーム全体で共有されるようになったため、サポート業務の属人化も解消できたのです。
参考:https://backlog.com/ja/blog/case-study-moneyforward/
三菱地所ホーム株式会社
三菱地所ホーム株式会社は、注文住宅や各種施設建築、リフォーム等の設計・管理・施工を請け負っているハウスメーカー。
同社では、上司が部下のタスク進捗を正確に把握できないという課題がありました。
ツール導入前はExcelやカレンダーでタスク管理をしていたため、タスク進捗の詳細を確認するには電話か口頭で聞くしかなかったそう。
ですがマネジメント層は仕事の量が多く多忙であったため、電話や口頭でのヒアリングはそこまでの頻度を保つことができず、部下の行動を正確に把握するのには無理がありました。
そこで導入したのが、Jooto。
Jootoを入れてからは、常に各社員のタスクが見える化されている状態なったため、タスクの進捗状況をわざわざ聞く必要がなくなりました。
また、何らかのつまづきがあって進捗が滞っているメンバーがいれば、いち早く気づいてあげられるようにもなったそうです。
参考:https://www.jooto.com/casestudy/mitsubishihome/
株式会社クレディセゾン
株式会社クレディセゾンは、「セゾンカード」などのクレジットカードを提供し、会員数約3600万人を抱えているクレジットカード会社。
同社は全社的なDX推進のため、2019年にデジタル専門組織の「テクノロジーセンター」を立ち上げたのですが、2020年に基幹システムの更改を内製化する大規模なプロジェクトが立ち上がった際、多数のステークホルダーと協働する必要が生じました。
その中でベンダーから「プロジェクト管理をしたい」との声がありましたが、送られてきたのはExcelの管理表。
Excelでの管理だと多大な労力を要するだろうとの懸念があり、導入したのがLychee Redmine。
本来の目的はメールを撤廃し、チケット管理を基盤としたコミュニケーションを促進することだったので、チケット管理さえできれば十分だったのですが、ベンダーが求めている従来型のプロジェクト管理にも対応する必要があったため、スケジュールやタスクの管理もできるLychee Redmineを選んだそうです。
導入の効果としては、多数のステークホルダーを巻き込んだマネジメントが円滑になり、スピーディーなコミュニケーションやスケジュール管理が実現。
Excelと従来型の管理作業をLychee Redmineに移譲することで、以前よりも気軽に、自由にタスクを調整することが可能になり、本来の目的であった「チケット管理を基盤としたコミュニケーションの促進」が達成できました。
また、ときに従来型のプロジェクトマネジメントが必要な時があっても、Lychee Redmineにはそのような機能も付いていたので、「今までできていたことができなくなった」というような事態が発生しませんでした。
参考:https://lychee-redmine.jp/case/case09/
この導入事例のポイントは、導入するツールの機能の多さが要件の割にあっているという点。
ほんとうに必要としている機能を精査した上で、わざわざ料金の高くなるLychee Redmineを選んでいるのです。
「とりあえず機能が多い方を選んだらいいだろう」という安直な選び方をしてしまうと、本来払わなくてもいいコストを払わなくてはいけないことになってしまうので、ぜひ上記の導入事例をツール選びの参考にすると良いでしょう。
おすすめのプロジェクト管理ツール
では、ここからはおすすめのプロジェクト管理ツールをご紹介していきますね。
Redmine
Redmineは、2006年にフランスのJean-Philippe Lang氏が開発したオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア(OSS)です。
OSSであるため、自社内にプログラミングの知識を持っている方がいなければ運用するのは難しいですが、有料のツールと比較して費用を抑えやすく、なおかつカスタマイズ性が高いのもメリットです。
特徴
- かんばん方式でタスクの進捗状況を見える化
- 入力したデータをもとに自動でガントチャートを生成
- 複数のメンバーと同時編集可能
料金
- 無料(OSSのため)
なお、Redmineはクラウド版も存在し、My Redmine として提供されています。
自社にエンジニアがいないという方でもクラウド版のMy Redmineなら比較的簡単に運用することが可能ですよ。
また、OSS版よりも機能がスピーディーに更新されるため、常に最新版を利用したいという方にはMy Redmineの方がおすすめですね。
Lychee Redmine
Lychee Redmine(ライチ レッドマイン)は、さきほどご紹介したRedmineをベースに、さらに追加機能を搭載したプロジェクト管理ツールです。
ちなみにこちらもMy Redmine同様クラウド版のプロジェクト管理ツールです。
ちょっとややこしくなったので整理すると、
- Redmine→OSS
- My Redmine→Redmine(OSS)のクラウド版
- Lychee Redmine→Redmine(OSS)のクラウド版かつ追加機能あり
という住み分けになります。
特徴
- ガントチャート機能に加えダッシュボード機能も搭載されており、タスク進捗管理がさらに便利に
- バッファの消費率をグラフに出力する機能が付いており、CCPMが簡単に実現
- 個別プロジェクトの進捗・品質・コストを一画面で確認できるレポートを作成できる
料金
- フリー
- 無料 カンバン機能のみ
- スタンダード
- ¥900/ユーザー × 月数
- 基本機能、ガントチャート、カンバン、ダッシュボード
- プレミアム
- ¥1,400/ユーザー × 月数
- 基本機能、工数リソース管理、EVM、コストマネジメント、CCPM
- ビジネス
- ¥2,100/ユーザー × 月数
- プレミアム機能、プロジェクトレポート、カスタムフィールド、チケット関連図、グループの階層化機能
Backlog
BacklogはシンプルなUIと操作性で、誰もが直感的に使えるプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
特徴
- エンジニアはもちろん、マーケターやデザイナー、バックオフィスまで幅広い人が直感的に使えるUIと操作性
- 固定料金制なので、利用人数が多くなればなるほどお得に
- バージョン管理機能で、誰がいつ何をどのように変更したのかを確認することができる
料金
- スターター 個人利用向け
- ¥2,970 × 月数
- スタンダード 主要な機能
- ¥17,600 × 月数
- プレミアム 全機能
- ¥29,700 × 月数
- プラチナ 高度なセキュリティ
- ¥82,500 × 月数
freee工数管理
freee工数管理はシンプルで使いやすいクラウド型の工数管理サービスです。
*「freeeプロジェクト管理」は、「freee工数管理」にサービス名称を変更しました。
特徴
- 工数入力のしやすいさが評判で、工数入力が定着しない組織に効果あり
- シェアNo.1のクラウド会計ソフトを提供するfreeeが開発・運営しているため、高い品質とセキュリティが担保されている
- 入力された工数をCSVに出力でき、工数の集計や分析をする際に便利
料金
- プロジェクトメンバー
- 年払い:¥500/ユーザー × 12ヶ月
- 月払い:¥600/ユーザー × 月数
- システム管理者・プロジェクトマネージャー
- 年払い:¥2,000/ユーザー × 12ヶ月
- 月払い:¥2,400/ユーザー × 月数
クラウドログ
クラウドログは、働き方やプロジェクト損益を見える化し、生産性改善を実現するための工数管理サービスです。
特徴
- 半自動のカンタン工数入力で、1日たったの1分で工数入力が完了
- 勤怠管理ツールとの連携が可能で、工数と勤怠を一括で管理することが可能
- 資産計上や収支管理もリアルタイムで出力し、赤字の案件をすぐに発見することができる
料金
- ベーシックプラン 基本的な機能
- 要問合せ
- プレミアムプラン セキュリティ強化・API連携・分析機能の強化
- 要問合せ
HUEプロジェクトボード
HUEプロジェクトボードは、社内外でのプロジェクトを円滑に進めるためのプロジェクト進捗管理サービスです。
特徴
- オンラインで共同編集できるので、更新の順番待ちなく効率的にタスク管理が行える
- プロジェクトの進捗状況を分析したページがリアルタイムで更新され、一目でプロジェクト全体の把握が可能
- 社外のメンバーもゲストユーザーとして招待することで、一つのツール内で進捗共有が可能
料金
- ¥960/ユーザー × 月数 1ユーザーあたり10GBまで
Jira Software
Jira Softwareは、グローバルで65,000を超える企業で利用されているプロジェクト管理ツールです。
アジャイル開発に必要な「スプリント」「バーンダウンチャート」「ベロティチャート」がそろっているため、
特徴
- スプリント、バーンダウンチャート、ベロティチャートなどの機能がそろっており、アジャイル開発を効率的に進められる
- カスタマイズ性が高く、プロジェクト単位(タスク単位)で最適なセットアップを実現
- Jiraの3000以上アプリと連携可能なため、欲しいと感じた機能を追加していける
料金
- Free
- 無料
- Standard
- ¥1,070/ユーザー × 月数
- Premium
- ¥2,090/ユーザー × 月数
- Enterprise
- 要問合せ
プロジェクト管理ツールの選ぶ際のポイント
ここまでさまざまなプロジェクト管理ツールをご紹介してきましたが、
「結局どれを選べばいいの?」
となってしまっていませんか?
種類がたくさんあって選ぶのに苦労するとは思いますが、ポイントさえ押さえることができれば、ツール選びがぐんと楽になりますよ。
ここでは、プロジェクト管理ツールを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
OSS版かクラウド版、どちらで運用するか
まずは、OSS版かクラウド版かでふるいわけましょう。
OSS版のメリットは、費用がかかりにくく、カスタマイズ性が高いところ。
ですが、運用していくにはプログラミングの知識が必要になってくるので、エンジニアがいない、もしくはエンジニアのリソースにそこまでの余裕がないという組織にはおすすめできません。
クラウド版は料金こそかかってしまいますが、契約したその瞬間から使うことができ、後の運用保守なども全てベンダー側が対応してくれるので、誰でも簡単に運用することが可能でです。
まとめると、
- 自社にそもそもエンジニアがいないのであれば、クラウド版一択
- エンジニアがいてリソースが余っているならOSSも視野に入れる
このような選び方になります。
かんばん方式 or ガントチャート方式 or WBS方式
記事の冒頭でもお話しましたが、プロジェクト管理ツールには3つの方式があります。
それぞれの方式の向き不向きは、アジャイル開発の管理をするのか、ウォーターフォール開発の管理をするのかによって異なりますね。
- アジャイル開発→かんばん方式
- ウォーターフォール開発→ガントチャート方式、WBS方式
かんばん方式はリードタイムを考えずに手軽にタスク化できるところがメリットなので、アジャイル開発のようにサイクルの早い開発に適しています。
逆に、リードタイムを表現できない分、ウォーターフォール開発のように期限をしっかり決めて動くような開発には向いていません。
アジャイルもウォーターフォールもハイブリッドに開発するという組織であれば、さきほどご紹介したRedmineのように、かんばん方式・ガントチャート方式どちらででも管理できるツールを選ぶと良いでしょう。
必要な機能がそろっているか、逆に多すぎないか
ツールは何か目的があって導入するものですから、その目的を達成するために必要な機能がそろっているかどうかを確認しておく必要があります。
一度導入してしまうと他のツールに乗り換えるのにそれなりコストがかかってしまうので、要件を満たす最低限の機能が入っているかどうかは慎重に確認しましょう。
株式会社クレディセゾンの導入事例でも解説しましたが、逆に、機能が多すぎるのも問題。
確かに大は小を兼ねるといいますが、機能が多い分、料金も高くなってしまっているという可能性も忘れてはいけません。
まったく使っていない機能に対してお金を払い続けるのは得策ではないでしょうから、
- これだけは最低限必要だという機能
- あったら嬉しいかもしれない機能
- 今後一度も使うことがないであろう機能
これらに分けて、必要な機能を洗い出していくと良いです。
固定料金制 or 従量課金制 or 買い切り型
ツール導入の際にどうしても気になるのが料金ですよね。
料金のタイプは以下の3つに分けられます。
- 固定料金制→人数関係なく、月額~円の固定料金で利用できる
- 従量課金制→人数に合わせて料金が変動する
- 買い切り型→ツールの利用権を買うのに高額を支払う必要があるが、一度買ってしまえばその後は永続的に無料で利用できる
固定料金制は料金が人数によって左右されないので、大規模な組織での利用になってくるとかなりお得になります。
利用人数が少ない小規模な組織であれば、従量課金を選んだほうががお得になるかもしれませんね。
ちなみに弊社が運営する社内wiki、GROWI.cloudは固定料金制を採用しています。
月額6,050円~で利用する事ができるので、リスク少なく社内wikiを始めることができます。
「資料探しに時間がかかっている」「情報共有の効率が悪い」などの課題を抱えているのであれば、GROWI.cloudはきっと大きなソリューションになってくれるはずです。
操作性やUIがメンバー全体に好まれそうかどうか
ツールは組織全体で使うものですので、組織全体に定着する、つまりメンバー全員が積極的に利用してくれるような状態を目指す必要があります。
その際、操作性やUIはツールの定着率に大きくかかわるポイント。
ホームページを眺めていても資料を眺めていても、結局使ってみないことには実態はわからないので、無料トライアルを活用すると良いでしょう。
全部がそうとは言えませんが、多くのツールでは操作性やUIの確認期間として30日間の無料トライアルを用意しています。
ぜひ積極的に活用していきましょう。
日本語に対応しているか
そこまで懸念する点ではありませんが、海外のベンダーであれば日本語に対応していない場合もあります。
日本語に対応していないことによって普段の使用で少し不便を感じるかもしれませんが、もっと肝心なのはサポート対応をしてもらうとき。
組織の中に英語が堪能が方がいれば問題ないでしょうが、英語に対して苦手意識がある方が多い場合では、やはり日本語で対応してもらえるに越したことはないでしょう。
プロジェクト管理ツールを導入して業務を効率化させましょう
プロジェクト管理ツールは
- タスクに優先度をつけて効率よく着手できる
- リソースを適切にアサインすることができる
- メンバーのモチベーション向上につながる
などの大きなメリットがあります。
確かにどれを選べばよいのかや、導入した後の運用はどのようにしたらいいのかなどの懸念はあるかと思いますが、自社と近い企業の導入事例を参考にすると検討しやすくなるでしょう。
ぜひ業務効率化にプロジェクト管理ツールを導入してみてください。
ここまでお読みくださった方で、プロジェクト管理以外にも
「資料探しに時間を取られすぎている」「社内の情報共有が非効率」
などの課題を感じている方はいませんか?
弊社WESEEKは社内wikiサービス、GROWI.cloudを提供しています。
社内wikiとはWikipediaの社内バージョンで、全従業員が編集者となって各々の知識や経験を一つのデータベースに書き込んでいくのです。
知りたいことがあったときは、私たちが普段Wikipediaで調べるようにそのデータベース内を検索するだけ。
社外のメンバーに情報共有したいときも、URLを送るだけで簡単にできてしまう優れものです。
- Markdown記法をベースに、テキストや図表もどんどん書ける強力な編集機能
- 検索エンジンにElasticsearchを採用しており、欲しい情報が早く正確に見つかる
- 料金がユーザー数に左右されない月額固定性なので、コストパフォーマンスが高い
- LDAP/OAuth/SAML など様々な認証方式に対応しており、セキュリティ性が高い
GROWI.cloudは様々な企業で導入いただいています。
- プランベーシック 月額¥5,500 25人×2app 最大50人まで
- ビジネススタンダード 月額¥15,000 75人×3app 最大225人まで
- ビジネスプロ 月額¥42,000 6app ユーザー無制限
- エンタープライズ お問い合わせ
社内の情報共有を促進したいとお考えの方はぜひ導入を検討してみてください!