【おすすめ】Webブラウザで使えるMarkdownエディタ:無料で使えるもののから有料のものまで

2024-04-01

皆さん、文章を書く際どのようなソフトを使っていますか?

Microsoft Wordと答える方が多くいるのではないでしょうか? Wordは学校や企業、様々な場面で使われています。ビジネス文章の作成に使っている方も多いと思います。

しかし、Wordは長い文章を書くのにあまり効率が良くないと思ったことはありませんか?

Wordは立ち上がりまでに時間がかかりますし、文章が長くなったり画像がたくさん入っていると動きが遅くなり、最悪の場合、データが保存できていない!なんてことが起こったりします。

それでは、Wordの代わりに何を使えばいいのでしょう??

おすすめなのが、テキストエディタです。

テキストエディタ・ワードプロセッサ

テキストエディタは、その名の通り、テキスト(文章)を編集するためのアプリケーションです。

それに対しWordは、文章を入力するだけでなく、文字のサイズ、太さ、色といった装飾や書体を決めることができる、ワードプロセッサと言います。

ワードプロセッサでは、どのような装飾、書体にしたいかをツールバーを使って編集し文章を書いていきます。

反対にテキストエディタは、そのような装飾機能を省いているため、動作が重くなりにくく快適に作業することが出来ます。

この記事では、Markdownを使って記入できるオンラインテキストエディタをご紹介していきます。

Markdownについての詳しい説明はMarkdownについての解説記事をご覧ください。

Markdownエディタとは

Markdownエディタは、Markdownで書いた文章をHTMLへ変換出来るツールであり、デジタル文章の作成を効率化します。またツールバーを使用せずに見出し・リストの作成・文字のフォーマット変更・リンク・画像を組み込むことが可能です。

Markdownエディタは、2004年にJohn Gruber (ジョン・グルーバー)がMarkdownを開発・紹介して以降、たくさんの人々に使われてきました。

文章を記述・装飾するのに長くて手間のかかるHTMLコードを書かなければならないことに不満を感じていたJohn Gruber (ジョン・グルーバー)がコンピュータープログラマーのAaron Swartz(アーロン・シュワルツ)と協力して、コンテンツを素早く簡単にHTMLに変換できる記法を考えました。それがMarkdownの誕生です。

Markdownでは、アステリスク*、 アンダースコア _、などの記号・文字を使って文章を装飾します。

記入法はシンプルですし、コピペも可能なので、HTMLの経験がない人でもMarkdownエディタを使えばウェブ用のコンテンツを簡単に作成することができます。

Markdownエディタを使用するメリット

様々なフォーマットに変換可能

先ほども述べたように、Markdownを使って書いた文章はHTMLへのフォーマット変換が可能です。

また、Markdownエディタを使えば、コンテンツを簡単に書くことができ、PDF、ウェブページ、またはリッチテキストフォーマットにすばやく変換することが出来ます。

コンテンツを様々な形で扱えるようになるのはとても便利です。

オンラインエディタ紹介

便利なオンラインエディタをご紹介していきます。

StackEdit

StackEditは数あるオンラインエディタの中でも特に有名なエディタです。

優れたデザイン・使い勝手と、たくさんの便利な機能を備えています。コラボレーション機能・同期機能・Blogger・WordPress・GitHubなどのサービスにファイルを公開・保存出来ることが特徴です。

さらに、LaTeXの数式やUMLのダイアグラムなどを使用可能にする拡張機能も利用できます。また、WYSIWYGエディタを搭載しているので、Markdownを簡単に扱うことができます。アプリやGoogle Chrome拡張機能も提供していて、オフラインでも使用可能です。

料金/無料

Dillinger

Dillingerも人気のあるオンラインMarkdownエディタのひとつです。StackEditと同様に、Dropbox・GitHub・Medium・Google Drive・Bitbucket・OneDriveとドキュメントを共有して保存できます。

StackEditとは違い、LaTeXの数式や図を含むMarkdownの拡張サポートは受けられませんが、シンプルなオンラインMarkdownエディタを探している方にお勧めです。

料金/無料

Editor.md

Editor.mdは必要に応じて自分のウェブページに埋め込むこともできます。

基本的なMarkdownのサポートに加えて、絵文字・LaTeX式・フローチャートなどもサポートしています。また、リアルタイムプレビュー・WYSIWYGエディタにも対応しています。

料金/無料

Marxico

Maricoの一番の特徴はEvernoteと連携可能だということです。他の機能は今まで紹介してきたMarkdownエディタと基本的には変わりまりません。

料金/ 10日間の無料トライアル後は、$15.99/年

まとめ

StackEditDillingerEditor.mdMarxico
ファイル共有Google Drive,
Dropbox, GitHub
Blogger, WordPress and Zendesk
Dropbox, Google Drive, GitHub, Bitbucket, One DriveGitHubEvernote
オフライン対応   ○
LaTeX式対応   ○×
WYSIWYGエディタ   ○
料金無料無料無料10日間無料
$15.99/年
URLhttps://stackedit.io/https://dillinger.io/http://editor.md.ipandao.com/en.htmlhttps://marxi.co

以上、Markdownオンラインエディタをご紹介しました。StackEditとDillingerは特に、Dropbox・Google Driveなど他のサービス上でファイルを公開・保存できる機能が便利ですね。また、オフライン使用・LaTeX式・WYSIWYGエディタにも対応していて、しかも無料で使うことが出来ます。

ぜひ皆さんもMarkdownエディタを有効活用して文章作成の効率をアップしましょう。

会議の議事録や社内ドキュメント、メモの作成、ブログの執筆など様々な場面で活躍します。

社内wiki-GROWI.cloudで使えるMarkdown一覧を以下の関連記事で紹介しているのでぜひご覧ください。

関連記事:社内wiki-GROWI.cloudで使えるMarkdown一覧

ちなみにGROWI.cloudは弊社WESEEKが運営する社内wiki型のナレッジベースです。

特徴

  • Markdown記法をベースに、テキストや図表もどんどん書ける強力な編集機能
  • 検索エンジンにElasticsearchを採用しており、欲しい情報が早く正確に見つかる
  • 料金がユーザー数に左右されない月額固定制なので、コストパフォーマンスが高い
  • LDAP/OAuth/SAML など様々な認証方式に対応しており、セキュリティ性が高い

導入事例

GROWI.cloudは様々な企業で導入いただいています。

料金プラン(税抜)

  • プランベーシック 月額¥5,500 25人×2app 最大50人まで
  • ビジネススタンダード 月額¥15,000 75人×3app 最大225人まで
  • ビジネスプロ 月額¥42,000 6app ユーザー無制限
  • エンタープライズ お問い合わせ

気になった方はGROWI.cloudの詳細ページから詳しくみて下さいね。