社内WikiをWordPressで作る!?おすすめのプラグインや作成方法等を解説!!

2024-06-04

WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)として世界トップシェアを誇るシステムであり、OSS(オープンソースソフトウェア)なので基本無料で利用することが出来ます。

WordPressを用いると簡単にWebサイトやブログを制作することが可能で、このブログもWordPressによって作成しています。

そんなWordPressで社内Wikiを作成したいと考えている人もいることでしょう。

本記事ではWordPressを用いて社内Wikiを作成するためにおすすめのプラグイン、作成方法、メリット・デメリット等について解説していきます。

なお、「社内wikiってなんだっけ?」という方がいらっしゃれば、社内wikiとは?を一度ご覧ください。

そもそもWordPressで社内Wikiは作れる?

結論から述べると、WordPressで社内Wikiを作ることは可能です。

ただWordPressは本来Webサイトやブログを制作することが主な用途のため、そのままではWikiツールとして利用しづらいことでしょう。

そこでWikiツールとして利用しやすくするために、WordPressに豊富に備わっているプラグインを導入し、機能を拡張することを推奨します。

まずは社内Wikiとして利用するために、おすすめのプラグインを五つ見ていきましょう。

社内Wikiを作るためにおすすめのプラグイン

BuddyPress

BuddyPressを導入すると、WordPressにSNSの機能を追加することが出来ます。

メンバーのプロフィール設定やチャットツール機能が追加されることでコミュニケーションが容易になることでしょう。

bbPress

bbPressを導入すると、WordPressに掲示板の機能を追加することが出来ます。

別のプラグインであるGD bbPress Attachmentsを導入することで、画像や動画も挿入することが出来ます。

Simple Membership

Simple Membershipを導入すると、組織やユーザーにアクセス権限を設定することが出来ます。

閲覧制約を設定することでナレッジをより管理しやすくなることでしょう。

Yada Wiki

Yada Wikiを導入すると、Wikiの投稿を管理する機能を追加することが出来ます。

非常にシンプルな機能のみ備わっており、社内Wikiを初めて利用する方にとって使いやすいことでしょう。

BetterDocs

BetterDocsを導入すると、Wikiに必要な機能を豊富に追加することが出来ます。

アクセス権限の設定機能、目次オプションの機能、ライブ検索機能等このプラグイン一つでWikiを本格的に運用でき、一番お勧めのプラグインです。

WordPressで社内Wikiを作る手順

次は実際に、WordPressで社内Wikiを作成する方法を見ていきましょう。

作成する方法はプラグインによって異なるため、ここではBetterDocsを用いて作成する方法を解説していきます。

プラグインをインストールする

1.BetterDocsをインストールして、プラグインを有効化する。

セットアップを行う

2.セットアップガイドに従い、初期設定を行う。

ドキュメントを作成する

3.初期設定が終了したら、左側にある「Add New」から新しいドキュメントを作成する。

タグやカテゴリーを作成する

4.左側にある「Tags」でタグの作成、「Categories」でカテゴリーの作成を行い、情報をグループ化する。

社内WikiをWordPressで作るメリット

続いて社内WikiをWordPressで作るメリットについて解説していきます。

導入コストが安い

WordPressはOSSであるためそれ自体は無料で利用することができ、コストを抑えることが出来ます。

ただしサーバーやドメインの料金はかかるので注意する必要があります。

プラグインで機能を追加できる

先ほど解説したようにWordPressにはプラグインが豊富に用意されてあります。

プラグインを導入すれば、機能を簡単に拡張できるのは魅力な点でしょう。

情報が豊富

WordPressは世界で最も利用されているCMSです。

そのため何か知りたい情報があった際にWebで検索をすれば、情報がすぐに見つかるでしょう。

 社内WikiをWordPressで作るデメリット

ここまで社内WikiをWordPressで作るメリットを述べてきましたが、次にデメリットについて解説していきます。

セキュリティ面に注意する必要がある

WordPressはOSSなため誰でもソースコードを閲覧することが出来るので、外部に情報が漏れてしまう可能性があります。

そのためプラグインを導入してアップデートを定期的に実施したり、セキュリティが強いサーバーを利用する等十分なセキュリティ対策を行う必要があります。

ある程度のプログラミング言語の知識が必要

WordPressを利用するには専門的な知識は必要ありませんが、本格的に活用するには最低限のWeb構築知識は必要です。

実際にHTMLやCSSが使えないとページの装飾すら出来ず、そのため最低限のプログラミング言語の知識は持っておくべきでしょう。

サポート機能が充実していない

WordPressはOSSなため、基本的に管理はユーザーが全部行います。

一応日本語でのサポートは存在していますが限定的であるので、何か問題が発生した際はユーザーが解決方法を調べる必要があります。

社内Wikiが誰でも簡単に作れるツールGROWI.cloud

ここまでWordPressについて解説していきましたが、最後にGROWI.cloud を紹介して終わりたいと思います。

GROWI.cloudのトップページ

GROWI.cloudは弊社WESEEKが開発した社内Wikiツールです。

GROWI.cloudはクラウド版のサービスであるため、プログラミングの知識やメンテナンスが不要であり、セキュリティ面も安心なため誰でも簡単に社内Wikiを利用することが出来ます。

多人数でリアルタイム同時編集ができて動作も軽く、編集履歴の自動保存や過去の作成履歴の閲覧も可能です。

またアップロードしたファイルは、ページ全文検索やタグ検索によって見つけやすく、さらに管理者向け機能も搭載しています。

さらにユーザーグループ機能で情報の公開範囲を自由に指定することや、閲覧権限の設定などもできるため、チーム拡大の際にも迅速に対応できます。

料金は月額固定制で、月額6,050円(税込)〜で利用できます。

社内Wikiの導入を検討されている方は、ぜひGROWI.cloud をチェックしてみてください。

おまけですが、弊社のブログ記事では

もご紹介しているので、ご興味あればぜひ読んでみてくださいね。

なお、他のブログ記事では社内wikiを作成できるおすすめツール16選もご紹介しているので、もっといろんな社内wikiを見てみたいという方はぜひそちらをご覧くださいね。