【種類別】おすすめ情報共有ツール19選!無料~有料まで幅広く紹介します!
社内の情報共有を促進する情報共有ツール。
これから初めて導入される方も、他のツールからの乗り換えを検討されている方もいらっしゃるかと思いますが、やはり
「種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない」
というのが正直に思うところではないでしょうか?
今回の記事では、数ある情報共有ツールの中から、種類別に合計で19個ご紹介します。
それぞれ異なる特徴を持っているので、ご自身の業界や部署、予算などをもとに、ぜひじっくりと検討してみてくださいね。
Contents
そもそも情報共有ツールとはどのようなツールのこと?
情報共有ツールは、従業員間やチーム内で気軽に素早く情報を共有するために利用されるツールです。
これらのツールはコミュニケーションを円滑にする機能やタスク管理、スケジュール管理などの機能を備えており、チーム内のプロジェクト管理にも役立つ優れもの。
具体的に使われるシーンとしては、例えば、業務マニュアルや議事録などの重要な情報を共有する際に活用されます。
情報共有ツールの種類、住み分けの一覧
では続いて、情報共有ツールの種類、住み分けについて解説していきます。
以下に情報共有ツールの一覧をご用意したので、確認してみてください。
- ナレッジベース
- 社内ポータル(社内報アプリ)
- ビジネスチャット・社内SNS
- ファイル共有サービス(システム)
- オンラインストレージ
- ファイルサーバ
- プロジェクト・タスク管理ツール
- SFA/CRM
- 営業支援ツール(SFA)
- 顧客管理ツール(CRM)
いかかでしょう?
とても種類が多いため、全て把握するのに時間がかかるかもしれませんね。
ここでは一旦ツールの一覧だけを掲載していますが、次のセクションでそれぞれの種類でのおすすめツールを紹介していきます。
ナレッジベースのおすすめ4選
それでは、まずナレッジベースからご紹介していきますね。
ナレッジベースとは、有益な情報や付加価値のある経験や知識を蓄積・整理し、アクセスしやすくしたデータベースのことです。
個人で保持していた属人的なナレッジが社内全体で共有されることで、情報格差がなくなったり、異なるナレッジを掛け合わせることでイノベーションが起きたりと、様々な効果があります。
GROWI.cloud
GROWI.cloudは弊社WESEEKが運営する社内wiki型のナレッジベースです。
特徴
- Markdown記法をベースに、テキストや図表もどんどん書ける強力な編集機能
- 検索エンジンにElasticsearchを採用しており、欲しい情報が早く正確に見つかる
- 料金がユーザー数に左右されない月額固定制なので、コストパフォーマンスが高い
- LDAP/OAuth/SAML など様々な認証方式に対応しており、セキュリティが高い
GROWI.cloudは様々な企業で導入いただいています。
- ベーシック:月額¥5,500、1app あたり 25人まで利用可能
- ビジネススタンダード:月額¥15,000、1app あたり 75人まで利用可能
- ビジネスプロ:月額¥42,000、利用人数の制限なし
Zendesk
Zendeskは、株式会社Zendeskが開発したカスタマーサポートとサービス管理を効率的に行うためのツールです。
特徴
- メールをチケットとして管理することでヘルプデスクや顧客対応の業務効率化を支援
- AIチャットボットと連結させることでスムーズな顧客対応が可能
- APIやアプリマーケットプレイスを通じて機能を拡張できる
サイボウズOffice
サイボウズOfficeは、サイボウズがサイボウズ株式会社が運営している、中小企業向けのグループウェアです。
特徴
- 使い勝手の良さを追求した機能が満載
- パソコンやタブレット、スマートフォンなど様々なハードウェアから簡単にアクセス可能
- 月額500円から気軽に始めることができる
NotePM
NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが運営するナレッジマネジメントツールです。
特徴
- Word・Excel・PDFなど、ファイルの中身も全文検索
- ページを見た人・参照時間の閲覧履歴を一覧表示
- フォルダとタグで情報整理
社内ポータル(社内報アプリ)のおすすめ3選
では続いて、社内ポータル(社内報アプリ)のおすすめをご紹介していきます。
*社内ポータルと社内報アプリはほとんど同義なので、これ以降は社内ポータルに統一して書いています
社内ポータルとは、社内のあらゆる情報にアクセスできる、企業専用のWebサイトのこと。
社員などの権限を与えられたメンバーのみがアクセスでき、それ以外の社外メンバーはアクセスすることができません。
TUNAG
TUNAGは、株式会社スタメンが運営する社内ポータルです。
特徴
- スマホでもPCでも利用可能
- カスタマイズ性が高く、組織ごとで自由に運営方法を変えることが可能
- お知らせの既読率や社内制度の浸透率などをデータで見ることができる
Liferay
Liferayは、Liferay, Inc.が運営する大企業向けの社内ポータルです。
特徴
- SaaS、PaaS、オンプレの3種類の利用方法を提供している
- 権限を独自のセグメントごとに管理することができ、例えば部署ごとや役所ごとなどで管理できる
- カスタマイズ性が高く、新たな機能を自由に追加することができる
SOLANOWA
SOLANOWAは、株式会社スカイアークが運営する社内報アプリです。
特徴
- ユーザー単価が40円という低コストで利用することが可能
- 100を超える機能を有しており、ユーザーの細かなニーズにも対応
- 金融機関などの高いセキュリティが求められる組織も安心できる堅牢性
ビジネスチャット・社内SNSのおすすめ3選
では、続いてビジネスチャット・社内SNSのおすすめをご紹介していきます。
ビジネスチャット・社内SNSとは、文字通り、チャットで社内コミュニケーションを行うツールのこと。
少し前にご紹介したナレッジベースが情報をストックするためのツールであるのに対して、ビジネスチャット・社内SNSは情報をフローするためのツールです。
情報のストックとフローはどちらも会社の発展に不可欠な要素なので、情報ストックツールと情報フローツール、どちらも導入した方が良いでしょう。
Slack
Slackとは、Slack Technology社が開発したビジネスチャットツールです。
特徴
- メンバーを自由に選んで、チャットグループを作成することが可能
- 拡張性が高く、連携できるアプリケーションの種類が豊富
- 有料プランもあるが、無料で十分な機能を使うことができる
Chat work
Chat workは、Chatwork株式会社が運営する、国内利用者数No.1のビジネスチャットツールです。
特徴
- UIがシンプルで誰でも簡単に使いこなせる
- チャット機能だけではなく、タスク管理機能もついている
- 無料プランが用意されている
LINE WORKS
LINE WORKSは、 LINE WORKS株式会社が運営する、ビジネスチャットツールです。
特徴
- Lineのような使い勝手でチャットすることが可能
- 掲示板やカレンダーなど、チャット以外の機能も満載
- ユーザーの操作をモニタリングできるため、セキュリティリスクを未然防止できる
ファイル共有サービス(システム)のおすすめ3選
では続いて、ファイル共有サービスのおすすめをご紹介します。
ファイル共有サービスとは、個人のファイルを複数人で共有できるようにするサービスのこと。
もっと具体的言うと、個人のファイルを他のメンバーがアクセス可能なサーバーに預けることで、複数人でのファイル共有を可能にするというものです。
大まかには
- 社内のサーバー内で利用するもの(ファイルサーバ)
- 社外のクラウドストレージで利用するもの(オンラインストレージ)
の2種類がありますが、今回の記事で紹介するのは後者のクラウドストレージで利用するタイプです。
Dropbox Business
Dropbox Businessは、アメリカのDropbox, Inc.が運営する、オンラインファイル共有サービスです。
特徴
- ローカルで保存したファイルを自動でクラウドに同期させることができる
- 様々な種類のサードパーティー製のアプリと連携させることができる
- 課金をした際、ストレージ1GBあたりの料金が安い
OneDrive for Business
OneDrive for Businessは、マイクロソフトが運営するクラウドストレージです。
特徴
- パソコンやスマホ、タブレットなど、さまざまなデバイスから簡単にアクセス可能
- WordやExcelなどのOffice製品を利用する際、共同編集をリアルタイムで行うことができる
- 外出先でもファイルの作成や編集が可能
Google ドライブ
Googleドライブは、Googleが運営するクラウドストレージです。
特徴
- 無料アカウントで使えるストレージ容量が15GBもある
- GoogleドキュメントやスプレッドシートなどのGoogle Workspaceと連携させることができる
- Googleが保有している高度な検索機能がファイル検索の際にも適用されている
プロジェクト・タスク管理ツールのおすすめ3選
では続いて、プロジェクト管理・タスク管理ツールのおすすめをご紹介していきますね。
プロジェクト管理・タスク管理ツールとは、個人やチームがプロジェクトを計画し、実行し、監視するためのツール。
具体的な機能としては、タスクの作成、割り当て、追跡、優先順位・期限の設定など。
また、プロジェクト全体の進捗状況の追跡、リソースの割り当てなども可能です。
monday.com
monday.comは、monday.com株式会社が運営する、業務管理ツールです。
特徴
- タスク管理からプロジェクト管理までオールインワンで完結できる
- SalesforceやMicrosoft Teamsなど、様々なツールと連携させることが可能
- Work OSを使えば、自由自在にワークフローを設計することができる
Backlog
Backlogは、株式会社ヌーラボが運営するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
特徴
- デザイナー、マーケター、バックオフィス、営業などすべての直感的に利用できるUI
- 一つ一つのタスク管理だけでなく、プロジェクト全体の進捗も一目でわかる
- 固定料金制なので、ユーザー数を増やしても料金が変わらない
Asana
Asana Incが運営する、プロジェクト管理ツール・タスク管理ツールです。
特徴
- 世界190ヵ国100万以上のチームが利用しており、信頼性が高い
- 100種類以上のクラウドツールと連携させることが可能
SFA/CRMのおすすめ~選
では、続いてSFA/CRMのおすすめをご紹介していきますね。
SFA/CRMとはそれぞれ、
- SFA→営業支援ツール
- CRM→顧客管理ツール
を意味します。
両方とも営業活動や顧客関係管理に役立つソフトウェアですが、異なる機能や目的を持っています。
SFA(営業支援ツール)とは、営業活動を支援するためのITツールのこと。
顧客の情報や営業活動の履歴を追跡し、セールスパイプラインの管理、見積書や請求書の作成、タスクの割り当てやスケジューリング、電子メールの送信などの機能を提供します。
CRM(顧客管理ツール)とは、顧客情報を効率的に管理し、営業活動や顧客対応を支援するツールのこと。
顧客の連絡先情報、購買履歴、対応履歴、要望やフィードバックなどの情報を集約・管理し、顧客に合わせたサービスや製品提供を支援します。
Saleshub
Saleshubは、株式会社Saleshubが運営している、商談アポイントのセッティングによって成長企業を支援するSFAです。
特徴
- 個人が自らのつながりをもとに顧客候補を紹介することで企業を支援する
- 類似サービスと比較すると案件数が圧倒的に多い
- 新規開拓に悩んでいる企業に知り合いを紹介することで、協力金という報酬を受け取ることが可能
Salesforce
Salesforceは、Salesforce, Inc.が運営している、セールス、サービス、マーケティング、ITなど、会社のあらゆる業務の効率化を応援するCRMです。
特徴
- 営業DXを推進するために必要な機能のすべてが内包されている
- CRMツールの中でのシェア率が世界トップNo.1で19.5%を誇る(2020年時点)
- 1週間で1兆を超える予測処理が可能な独自AI、Einsteinを搭載している
Mazrica Sales
Mazrica Salesは、Mazrica Inc.が運営する、営業活動に必要な顧客、案件、行動、名刺などのすべての情報を一元管理できるSFAです。
特徴
- 入力の自動化とAIの力で営業組織を成果に導く
- 直感的に使える案件ボードで営業組織のリモートワークを推進する
- OCR機能を使えば、名刺や議事録のスキャン、自動文字起こしが可能
自分にあった最適な情報共有ツールを見つけるには?
ここまで情報共有ツールを種類別で19個ご紹介しましたが、やはり数が多すぎてどれを選んだら良いのかわからないですよね。
ここでは、自分にあった本当に最適な情報共有ツールを見つけるためには、どうしたら良いのかを解説していきます。
組織がどのような課題を抱えているかを明確にする
ツールを導入することの意味は、組織が抱える課題を解決することにあります。
なので、まずは自分の組織がどのような課題を抱えているのかを考えてみましょう。
例えば、「会社全体の報連相が少なすぎる」「社内にナレッジが蓄積せず、どんどん流れ出てしまっている」「営業のコストがかかりすぎている」など。
既になんとなく課題感を感じているのであれば、それをもっと形のあるものに言語化しましょう。
もしまだどんな課題を抱えているのかわからないという方は、メンバーや顧客からのフィードバックをもらって徐々に顕在化させていくと良いでしょう。
明確にした課題をどうしたいのか、目標設定を行う
では次は、明確にした課題をどうしたいのか、どうなればその課題が解決されるのかをはっきりさせていきます。
課題の解決具合が定量的に測れるものなら簡単。
例えば、解決したい課題が「営業のコストがかかりすぎている」であれば、「1契約を結ぶのに必要なコストを~円まで下げる」というような目標を立てると良いでしょう。
このフェーズならまだ具体的な数値は出さずとも、ざっくりと「このぐらいを達成できたらいいなぁ」ぐらいの温度感でも良いかもしれませんね。
対して、例えば解決したい課題が「会社全体の報連相が少なすぎる」などの定性的にしか測れないものであった場合は、具体性がなくて少し掴みづらいかもしれません。
ですが、そのような場合はやんわりと「会社全体の報連相をもっと増やしたい」を目標をすると良いでしょう。
目標達成にはどの種類のツールが適しているかを判断する
目標を設定したら、その目標を達成するにはどのようなツールが適しているのかを考えてみましょう。
例えばさきほどの、「営業のコストがかかりすぎていて、1契約あたりのコストを下げたい」が目標であれば、
SFAやCRMのツールが適しているでしょう。
あるいは、「社内にナレッジがどんどん流れていってしまっているから、ナレッジを社内に貯めれるようにしたい」が目標であれば、ナレッジベースなどが良いでしょう。
予算、必要な機能など照らし合わせてさらに細かく見ていく
ある程度、どのような種類のツールを導入すべきかがわかったら、さらに詳細を見ていきます。
一番わかりやすいのは料金ですね。
予算を決めているなら、「月額~円以上は出せない」など条件から絞っていくと良いでしょう。
ややこしいのが機能で、同じ種類のツールでもそれぞれに搭載されている機能は様々。
これから導入を検討しているというのに、どの機能が必要か不必要かを判断するのは難しいかと思います。
そのようなときは、口コミや導入事例で自分の組織と同じような組織が導入してみて実際どうだったかを判断すると良いでしょう。
まとめ
情報共有ツールは種類が様々で、
- ナレッジベース
- 社内ポータル(社内報アプリ)
- ビジネスチャット・社内SNS
- ファイル共有サービス(システム)
- オンラインストレージ
- ファイルサーバ
- プロジェクト・タスク管理ツール
- SFA/CRM
- 営業支援ツール(SFA)
- 顧客管理ツール(CRM)
これだけの種類があります。
自分の組織にとって最適なツールを見つけるのは簡単ではありませんが、効果的なツールに巡り合えると、業務効率は格段にアップするはずです。
ここまで読んでいただいた方で、もし「情報共有が上手くいかない」「社内にナレッジが溜まらない」などの課題を感じていて、それらを解決したいという方は、ぜひGROWI.cloudをご検討ください。
GROWI.cloudは月額6,050円から利用することができる社内wiki。
通算3,000以上の組織が登録しており、個人の方から大企業まで、幅広いユーザーにご利用いただいております。
ぜひ気になった方は、導入をご検討くださいね。
今回は情報共有ツールの紹介を行いましたが、情報共有のコツについて解説している記事もあるので、ぜひご興味があればお読みください。